納めてよい物は完全に焼けてくれる物

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2018年04月05日

葬儀で亡くなった方を棺に移し、火葬場で焼く前に気をつけたいこととして、何を入れていいのか、何を入れたらまずいのか知っておくことでしょう。基本的に入れてよいものとして知られているのは、完全に燃え尽きる物です。

亡くなられた方のご遺体とともに焼かれる時に、残ってしまわないような紙類をはじめ、花、小さな衣類や紙細工は入れてもかまわないでしょう。折り紙はもちろん、紙で作られた花やお金のようなものも入れてかまいません。

食べ物でも残らないようなものであれば問題がないといわれており、入れてよい意外なものとして挙げられているのが、紙パックに入っているお酒です。紙パックに入っていることやお酒の濃度によって、燃え尽きるといわれているため、入れてよいことになっています。

それ以外であれば、写真や薄い本、手紙、帽子や、金属や宝石がついていない髪飾りもよいといえるでしょう。趣味関係の道具の中でも、焼けることがはっきりしているものであれば問題ありません。なお、故人の大切なものであっても焼け残ってしまうものは、納棺のときに入れることはとめられますので注意してください。特に亡くなった方が大切にしていた貴金属類は、焼け残ってしまうためお棺に入れてはいけません。地域によっては亡くなった方が三途の川を渡るときに渡し守に渡すお金を入れなければあの世にいけないといった、風習が残っています。この場合には、紙細工や絵に書いたお金を持たせるといいでしょう。

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