お別れの会とは、お葬式とは違い亡くなった人を改めて偲ぶことでもあることから、偲ぶ会とも呼ばれることがあり、本来の葬儀ではなく、故人と親しくしていた人や尊敬などしていた人が、発起人になり会を催すことが多くなっています。

その式は、無宗教で行われることが多く、献花と言う形を取ることで、偲ぶことが一般的にもなって来ています。このお別れの会を催される人は、それなりの実績や功績があった人が多く、一般の人で催されることは、あまり聞くことはありません。

式の形式として自由な発想から行われることが多く、音楽関係者などではバックに故人に馴染む音楽が流されるなど、特徴のある式が催されることが普通になって来ています。参会者の事情や規模に合わせ、会場もいろいろと変わって来ることがあります。

多くはホテルなどの会場を利用するのですが、音楽家には音楽ホールなどの利用も多くなっているようでです。お別れの会では、その目的として故人を偲ぶことであり、想い出に浸る場でもあるかも知れません。故人が残した実績に対し、多くの人が語らう場でもあると言えるのでしょう。

この時、喪服をわざわざ着用する必要もないと言われます。ですがその場に合った服装も大事なことになりますので、派手な服装での出席は避けるようにしたいものになります。